防潮堤や道路の嵩上げ工事はだいぶ進んできているが、遅れ気味と聞いている。 そうした中、「越喜来小学校」「こども園」が完成し、11月から使用開始されることとなり、11月23日に落成式典・祝賀会が取り行われる。 震災当時小学校6年生だった子が、今は高校2年生。悲しく、苦しい体験をしながらそれを乗り越えてきた子供達に、"ごほうび"、そして"きぼう" を抱いてもらいたいとして、サプライズのイベントも企画されている。 地域にも開放された「心の拠りどころ」として、新しい歴史の始まりである。
「奇跡のポプラ」は今日もさり気なく、凛として立ち、着々と復興する様を見守っている。